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Archive for 10月, 2009

10月
30

匂いのお話~ちょっと苦手編

Posted under コスメ, 雑記

 筆者は、いい匂いのものが大好きです。匂いはお洒落の一部だとも考えているくらいには、ちょっと拘っていたりします。基本的に同じ読みでも「匂い」じゃなく「臭い」と称されるものは苦手です。

 そんな筆者ですが、いくらいい匂いでも苦手なものがあります。それは「つけすぎの香水の匂い」。どんなものでもそうですが、敢えてさらに銘柄を指定するならブルガリブルーのプールオム。何でそうなったかと言いますと……

 筆者は学生時代、アルバイトで塾の個別指導の教師をしていたことがあります。そして、何人か生徒を受け持っていたのですが、その中に大層おませさんな男の子がいました。当時その子は高校2年生。私と3つしか年が違わない……まぁこれは職場の中で生徒に明かしてはいけない秘密だったのですけど、それはさておき。

 それは確か夏の暑い時期のことでした。その日、汗の臭いを隠すためかどうか、彼は香水をつけていました。そこまでならまだよいのです。タバコに砂糖を混ぜたような、そんな匂いがぐわっと漂ってきたのです。匂いに色があるのなら、歩く彼の後ろにその色が帯状になってついていくのがはっきり見えるほどに。幸いにしてその日は私が受け持つ授業の日ではなかったのですが、同じ教室で授業をしている間に、その部屋の空気がみるみるその匂いになっていきました。もし隣について授業をしていたら……と思うと今でもちょっと怖気が走ります。銘柄は、授業後に注意ついでにその子本人から聞きました。後で調べると、実際タバコの花から抽出した香料が入っているとのこと。もともとタバコの臭いが得意じゃないのもあいまって、ちょっとした恐怖体験でした。似合う人が適量つけると悪くないんですけどね。

 これから重くて甘めの匂いの似合う季節になりますが、つけすぎには注意です。自戒を込めて。

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10月
30

PMS・PMDDとは~ちょっと詳しく

Posted under PMSとは~ちょっと詳しく

PMS(月経前緊張症候群)とは何ぞや、という簡単な説明は以前したかと思いますが、ちょっと詳しく(医学的な認識も絡めて)お伝えしてみます。

・月経の前って具体的にどれぐらいの時期を指して言うの?
大体排卵後~月経前までの1~2週間ぐらいに症状が出るようです。

・PMSの症状にはどんなものがあるの?
「具合が悪い(いわゆる不定愁訴ですね)」「頭が痛い」「イライラする」「訳もなく悲しくなる」「ほてり」「むくみ」「ニキビ」「食欲が増える」などなど、確認されただけでも200を超えます。また、個人差が激しかったり、その時により出てくる症状が違うという人もいたりします。

・私、本当にPMSなのかしら?
一応医学的には、2000年にアメリカで以下の診断基準が目安として定められています(ACOG practice bulletin 2000)。

1 過去3回月経周期において、月経前5日間に以下の身体または精神症状の少なくともひとつが存在する。

  • 胸が張って痛い
  • お腹が張る
  • 頭が痛い
  • 手足がむくむ
  • 抑鬱
  • 怒りの爆発
  • 不安
  • 混乱
  • 引きこもり

2 これらの症状は月経開始後4日以内に軽快し、13日目(大体生理が終わって一週間~10日後くらいの排卵後にあたる)まで再発しない。
3 これらの症状は薬物療法、ホルモン内服、薬物あるいはアルコール使用によるものではない。
4 症状は前方視的記録によって再現している。(基礎体温表などの記録、日記など)
5 社会的あるいは経済的能力のはっきりした障害が認められる(会社に行きたくない、家事がめんどくさいなど)。

ただ、症状例は先ほども述べましたが200くらいあるとのことですので、ともかく決まった周期で身体的・精神的不調が見受けられる方は、まず基礎体温表をつけてみてください。
※こちらの無料ソフトを使うと、簡単に周期を計れます。[Easy OGINON]

・精神的に不安定なだけだからPMSじゃなくてただの情緒不安定でしょ?月経関係ないよね?
月経前だけ、だったらPMSの可能性があります。
また、月経前に精神的な症状が特に症状がひどければ、PMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。
目安として、医学的な診断基準を挙げておきます。

A 以下に掲げる4つの特異的症状(*)のうち最低ひとつを含み、そのほか抑うつ状態、不安、認知あるいは身体症状11のうち5つの症状を呈するもの。
最近数年間ほとんどの月経周期におこり、月経開始前1週間より始まり、月経開始数日以内に消失するものである。
<うつ状態、不安、認知、身体症状>

  • 著明なうつ状態、絶望感、自己非難*
  • 自己拒絶に対する感受性の上昇を伴う急な悲しみや落涙*
  • 日常活動に対する興味の低下
  • 不活発、疲労感、エネルギー低下
  • 著明な嗜好の変化、ある食物に対する偏り
  • 無臭あるいは臭覚過敏
  • 著明な不安、緊張感、どうにもならないという感覚、がけっぷちに立たされている感覚*
  • 持続的著明な感情過敏、怒り、自己葛藤の増加*
  • 限界感あるいは自己調節喪失感
  • 集中力の欠如
  • 乳房痛あるいは緊満感
  • 頭痛
  • 関節あるいは筋肉痛
  • 体重増加
  • 浮遊感

B 症状は社会的活動、職業、性生活、学校での生活上支障をきたすもの
C 症状は月経周期と緊密に関係し、もともとあったうつ状態、不安、人格障害の悪化によるものでないもの
D 基準A,B,Cは少なくとも2ヶ月間の前視方的記録によって確認されていること

はっきりとした理由のない情緒不安定は「なぜこんなに怒ってしまうのだろう」「なんでこんなに感情的になってしまうのだろう」と、自己嫌悪に陥りがちです。これでは悪循環になってしまいますので、何らかの対処をしたほうがよいでしょう。これも、基礎体温表や記録をつけてみて確認してみてください。

・PMSって特殊な何か?
日清製油の調査によると、20代~30代の女性でPMSの症状が気になる人は全体の6割でした。また、日本にはPMSの患者が約1000万人いるという推計もあります。先ほど「疾患」「患者」という言葉を使いました。その通り、PMSやPMDDは一種の病気です。ただし、病気といっても先ほどの推計が示すとおり、何ら特別なものではありません。ですから、そこまで深刻に思い悩む必要はありません。

 ちなみに、検索エンジンで「PMS」や「PMDD」で検索すると、個人ブログや英語のサイトはよく引っかかるのですけど、婦人科のページが殆ど引っかかってこないという驚き。治療は一応行われているのに認知度は当事者とその周囲にしかないということの表れだったら、少し悲しいですね。

10月
29

ダイエット大作戦~結果報告

Posted under ダイエット

 さて、始めてから約3週間。

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 DHCフォースリーン スタイリッシュボディ(ボディ用美容液)
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 どうなったかといいますと……

 何と3週間で体脂肪率4%減!

 なかなか優れものです、はい。

 ちなみに体重は披露宴+夕食の後だったので正確なところはわかりませんが、それだけ食べた(特に夕食。実家に帰ると食べさせられる……)にもかかわらず増えてなかったところをみると、効果はあったのではないかと思います。あと、そろそろPMSの時期に差し掛かるのですが、浮腫みにくくなった気もします。おそるべしフォースリン!

 皮下脂肪にお悩みの方にお勧めしたい一品です。

 筆者はもうちょっと続けてみようかなぁ、と思います。

10月
27

PMS~周知度と理解

Posted under 周知度と理解

 PMS・PMDDの周知度や理解度は、メンタルヘルスに関するそれと若干似ている部分があると思います。近年になって患者数の増加につれてようやく周知のものとなってきたという部分然り、なった人にしかわからない部分が多いゆえになかなか周囲の理解を得るのが難しい部分然り。同じ女性でも理解が得られなかったり、パートナーからの理解が得られなかったりという話もよく耳にします。

 ただ、悩まされている当人としてこれだけは断言できます。

 PMSやPMDDは疾患であって、決して「気の持ちよう」や「甘え」で片付けられるようなことではない、と。

 ちなみに某統計によると、PMSの患者数は日本に約1000万人いるのだとか。さらに別の統計によると、現在月経のある女性の約半数にPMSの兆候が存在する可能性があるのだそうです。だから「私だけ?」と悩むような特別なことではないのです。罹っている当人たちからすると大変ではありますが(苦笑)。

 そして、手間も暇もかかりますが、改善の可能性が十分にあるものでもあります。

 PMSに対して「こういうもの」という捉え方をしただけで何もしないでいると、確かにそれは甘えになります。しかし、捉えた上で改善する努力があれば、それは甘えでも何でもないのだと筆者は思います。

 周知度をアップして、理解を得られる世の中にしたい。一患者としてこのようなブログを立ち上げたのは、そう願ってやまないからです(手前味噌(爆))。

10月
19

筆者のPMS治療記~処方公開編

Posted under お勧め商品, 商品, 雑記(PMS・月経困難症関連等)

 コラムを書いている本人はどうなのか、というお話です。

 筆者は現在月経困難症(初経時からありますが、社会人生活を維持するために去年から治療を始めました)とPMDDの治療のため婦人科と心療内科に通院しています。同時にセルフケアも色々試しています。将来的にはセルフケアだけで何とかなればいいなぁ、と思っています。

 現在の処方はこんな感じです。

  • マーベロン21(低用量ピルです。1日1回1錠を夕食後に飲んでます。)
  • 加味逍遥散(漢方薬です。空腹時に1日3回飲みます。美味しくないです(爆))
  • ソラナックス(抗不安剤です。不安定なときに頓服で飲みます。即効性があって助かりますが、早く水で流し込まないととても苦いです。)

 セルフケアに使っているものはこんな感じです。

  • GAIAというメーカーのウーマンPMSなるオイル(調子の悪い時期に差し掛かったらお風呂上りにこれでお腹をマッサージしています。)
  • DHCのピクノジェノール(フランス海岸松のエキスのサプリメントです。毎日夕食後に2粒飲んでいます。抗酸化作用があるそうです。これが効くと母親は力説していまして、前回の帰省のときに持たされました。)

  • ピクノジェノール-PB 30日分

 処方薬もセルフケアも、自分に合うものを探すのが一番大切だと思います。私も現在模索中です。情報提供は随時いたしますので、皆様も色々お試し下さい。