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いつもよき日でありますように。

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Archive for 11月, 2009

11月
27

ピルの話~ピルの問題点

Posted under ピルの話2~ピルの問題点

ピルの話の続きです。

メリットだけでなく、当然デメリットもあります。

1:自費治療のため保険がきかない
  ピルを避妊用ではなく治療用に服用するという発想ができたのは、ここ数年のことのようです。
  保険が適用される薬として認可されるには定められた手段が必要ですが、PMSや月経困難症の治療に主に使われている低容量ピルはその手段を経ていないため、保険適用外として扱われているようです(中容量ピルや子宮内膜症に伴う月経困難症の治療用の「ルナベル」という低用量ピルは、薬価が定められ、保険が適用されています)。
  低用量ピルの多くは上の理由で薬価が定まっていないため、病院により値段が違います。
  大体3000円~5000円ぐらいが相場のようです。
  ちなみに、服用に伴う血液検査等も自費扱いなので要注意です。

2:薬が体に合うまで・合う薬が見つかるまでが大変
  ホルモンバランスのちょっとの崩れが体調の大崩れにつながります。
  低用量ピルは、服用を始めてから2ヶ月くらいはマイナートラブルと呼ばれる体の不調が起きる場合があります。
  症状としては、不正出血(生理以外で性器からの出血があること)や、吐き気・嘔吐などがあるようです。
  乱暴な言い方をするなれば、体を妊娠していると錯覚させることになるのですから、プチ悪阻状態と言えるかもしれません。
  婦人科の先生方はそのあたりに関してわりあい楽観的な診断をなさることが多いようですが、合わないなと思ったら飲むのをやめることをお勧めします。
  また、一口に低用量ピルといっても、1シートの中のホルモン量の変化や使われているホルモン剤の種類によって、かなり差があります。
この差については、いずれ書きたいと思います。

3:数ヶ月単位以上の服用後にピルをやめた時、体調が崩れる恐れがある
  上でも述べた通り、ホルモンバランスのちょっとの崩れが体調の大崩れにつながります。
  長期にわたり恒常的に女性ホルモン量を調整していたのをやめてしまうと、当然のことながらホルモンバランスの崩れが起こります。
  私の場合、一ヵ月半ほど不正出血・のぼせ・吐き気・眩暈など(更年期障害みたいですね)に悩まされました。
  ちなみに、ピルをやめてから服用前の体のリズムに戻るには、一~三ヶ月ほどかかるようです。

 

ピルは体のリズムやバランスを抜本的に変えることで諸症状を軽減しようとするお薬と言えると思います。
メリットとデメリットをよく天秤にかけてから使用なさることをお勧めします。

11月
27

ピルの話~ピルとその効果

Posted under ピルの話1~ピルとその効果

 PMSや月経困難症の治療相談をしに病院に行くと、治療法の選択肢としてピルを提示なさるお医者さんが多いようです(私の場合、今までかかった3つの婦人科全てでピルを提示されました)。
 ピルというと「避妊のための薬」というイメージが真っ先に出てくると思いますが、実はそれだけの薬ではありません。

1:月経が楽になる
  ピルを服用すると、血液中のある女性ホルモンの濃度が上昇します。
  この女性ホルモンの上昇によって排卵が止まり、子宮内膜(後で生理のときに排出されるもの)の形成が抑えられます。
  なので、出血量がぐんと減り、楽になります。
  また、生理不順で悩んでいる人にとっては、生理(ピルを服用している場合、正確には消退出血というそうです)が決まった周期で来ることになるので、不安の解消にもつながります。

2:PMSが楽になる場合がある
  ホルモンバランスの調整により、原因になるホルモンの増減による症状が改善される場合があります。

 3:ピルの種類によっては美容にも効果がある場合がある
  「マーベロン」というピルの服用により、吹き出物が出来にくくなったり、産毛が薄くなったりという報告例があります。

11月
27

オヒサシブリデス(某コント風

Posted under 雑記

 PMDD⇒PMDD期に隣人の騒音が耳につく⇒かかりつけのお医者様曰く「ストレス性の不眠」⇒現在半分昼夜逆転中のしるふぃんです。昨日からやっと復帰です。そして幸いにして原因のお隣さんは来月引っ越すそうです。わっほい(謎)

 ということで、執筆再開です。見てくださっている方々に役立つ情報を提供できるよう、これからも精進します!

11月
11

月経困難症てふもの

Posted under 雑記(PMS・月経困難症関連等)

 痛いです。

 昨日はあまりの痛みと貧血発作で会社をお休みしました。今日は朝からお腹にカイロ貼って痛み止め飲んでデスクに向かっています。
ピルで子宮内膜の形成を抑制しているので出血量も痛みも前よりはましですが、(酷いときは体をくの字にしてのた打ち回るくらいには痛かったです)それでもやっぱり痛いものは痛いのです。

 一昨日、生理休暇を不正に使って夫と旅行に行って停職処分になった人のニュースを耳にしました。
———–以下、ソース————-
生理休暇偽り夫と旅行、停職1か月…大阪市交通局
 
大阪市交通局は9日、旅行に行くため、生理と偽って休暇を取得したとして、鉄道事業本部工務部の女性職員(33)を停職1か月の懲戒処分にしたと発表した。
同局によると、女性職員は2007年12月~08年9月の間に計6日間、「生理で仕事ができない」とうそをついて生理休暇を取得。しかし、実際には同局職員の夫と、日帰りで2回、泊まりがけで4回の国内旅行に行ったという。
 女性職員が、パソコンの職員共有フォルダーに旅行について書いた文書を保存したことから発覚。女性職員は07、08年度、ほかに計23日間生理休暇を取得しているが、「正当な理由で休んだ」と話しているという。(2009年11月9日19時20分 読売新聞)
———–ソースここまで————-

……そういう方がいるから本当に辛い人が困るのですよね。憤りを禁じえません。

 さて、一度ピルをやめてみようと思います。
実は、PMSが酷くなった時期と体がピルに慣れた時期が大体同じくらいなのです。
「ピル飲んだら全部楽になるよ」とお医者さまは仰ったのですけど、
楽になったのは月経困難症のみというのが現状です。
ピルを飲まなくなったらどれくらい月経困難症が戻るのか、
どれくらいPMSが軽くなるのか、ちょっと実験してみます。
……不順になりそうなので不安なのですけど(早くも弱音

 余談ですが、生理のことを「エリザベス」と呼ぶ会があるそうです。
その会によると、PMSは三人娘の仕業であるのだとか。
何となく雅でお茶目な感じですね。

11月
09

PMS・PMDDとストレス

Posted under PMS・PMDDとストレス

 ご無沙汰でございます。先週中ごろからPMS・PMDDの症状で会社をお休みしていました。今日からめでたく復帰です。
訳もなく不安で外に出るのが怖かったり、眠気をコントロールできなくなったりと、いつもより酷かったのが辛かったです。

 この「いつもより辛い」。実はちょっと原因に心当たりがあります。
悩んだり大変だったりいらいらしたりで溜まったストレスをうまく発散できていないと、症状が強く出る傾向にある気がします。
今月は姉の挙式で慣れないことをいっぱいやって疲れていたり、強行軍をしてちょっと無理をした感があったり、
友人が大変な目に遭っていて心配だったり、思うことが色々あったりで、少しストレスが溜まっていたようです。
あ、あとお隣の騒音が酷くてもう(爆)
部屋の壁の問題や生活のサイクルもあるので(ちょっと大きめなので聞こえるとびくっとなってしまうのですが)生活音には何も言いません。
でも、夜中の二時に部屋の反対側の隅にいても壁越しに何を言ってるのかわかるくらいの音量でテレビを見るのは勘弁してください(泣)

 つまりは、ストレスはPMSにもよくない、ということで。

 ちなみに私のストレス発散法は、「好きなことを好きなだけ好きなようにする」です。
チョコレートはPMSによくないとわかっているけど我慢するとストレスの元になっちゃうならば食べちゃいます。

 そういえば、チョコレートの美味しい季節になりましたよね。筆者は明治のメルティーキッスがお気に入りです。(最後は脱線)