11月2009

ピルの話~ピルの問題点

ピルの話の続きです。

メリットだけでなく、当然デメリットもあります。

1:自費治療のため保険がきかない
ピルを避妊用ではなく治療用に服用するという発想ができたのは、ここ数年のことのようです。保険が適用される薬として認可されるには定められた手段が必要ですが、PMSや月経困難症の治療に主に使われている低容量ピルはその手段を経ていないため、保険適用外として扱われているようです(中容量ピルや子宮内膜症に伴う月経困難症の治療用の「ルナベル」という低用量ピルは、薬価が定められ、保険が適用されています)。低用量ピルの多くは上の理由で薬価が定まっていないため、病院により値段が違います。大体3000円~5000円ぐらいが相場のようです。ちなみに、服用に伴う血液検査等も自費扱いなので要注意です。

2:薬が体に合うまで・合う薬が見つかるまでが大変
ホルモンバランスのちょっとの崩れが体調の大崩れにつながります。低用量ピルは、服用を始めてから2ヶ月くらいはマイナートラブルと呼ばれる体の不調が起きる場合があります。症状としては、不正出血(生理以外で性器からの出血があること)や、吐き気・嘔吐などがあるようです。乱暴な言い方をするなれば、体を妊娠していると錯覚させることになるのですから、プチ悪阻状態と言えるかもしれません。婦人科の先生方はそのあたりに関してわりあい楽観的な診断をなさることが多いようですが、合わないなと思ったら飲むのをやめることをお勧めします。また、一口に低用量ピルといっても、1シートの中のホルモン量の変化や使われているホルモン剤の種類によって、かなり差があります。この差については、いずれ書きたいと思います。

3:数ヶ月単位以上の服用後にピルをやめた時、体調が崩れる恐れがある
上でも述べた通り、ホルモンバランスのちょっとの崩れが体調の大崩れにつながります。長期にわたり恒常的に女性ホルモン量を調整していたのをやめてしまうと、当然のことながらホルモンバランスの崩れが起こります。私の場合、一ヵ月半ほど不正出血・のぼせ・吐き気・眩暈など(更年期障害みたいですね)に悩まされました。ちなみに、ピルをやめてから服用前の体のリズムに戻るには、一~三ヶ月ほどかかるようです。

ピルは体のリズムやバランスを抜本的に変えることで諸症状を軽減しようとするお薬と言えると思います。メリットとデメリットをよく天秤にかけてから使用なさることをお勧めします。

ピルの話~ピルとその効果

 PMSや月経困難症の治療相談をしに病院に行くと、治療法の選択肢としてピルを提示なさるお医者さんが多いようです(私の場合、今までかかった3つの婦人科全てでピルを提示されました)。ピルというと「避妊のための薬」というイメージが真っ先に出てくると思いますが、実はそれだけの薬ではありません。

 1:月経が楽になる
ピルを服用すると、血液中のある女性ホルモンの濃度が上昇します。この女性ホルモンの上昇によって排卵が止まり、子宮内膜(後で生理のときに排出されるもの)の形成が抑えられます。なので、出血量がぐんと減り、楽になります。また、生理不順で悩んでいる人にとっては、生理(ピルを服用している場合、正確には消退出血というそうです)が決まった周期で来ることになるので、不安の解消にもつながります。

 2:PMSが楽になる場合がある
ホルモンバランスの調整により、原因になるホルモンの増減による症状が改善される場合があります。

 3:ピルの種類によっては美容にも効果がある場合がある
「マーベロン」というピルの服用により、吹き出物が出来にくくなったり、産毛が薄くなったりという報告例があります。

オヒサシブリデス(某コント風

 PMDD⇒PMDD期に隣人の騒音が耳につく⇒かかりつけのお医者様曰く「ストレス性の不眠」⇒現在半分昼夜逆転中のしるふぃんです。昨日からやっと復帰です。そして幸いにして原因のお隣さんは来月引っ越すそうです。わっほい(謎)

 ということで、執筆再開です。見てくださっている方々に役立つ情報を提供できるよう、これからも精進します!