全業務システム化

IPCS: Integrated Piping Control System)

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配管工事計画管理の全業務のシステム化

  1. 各配管施工図(以下AFC ISO 図と言う)は製作単位である複数のピースに分割される。
  2. 各ピースは複数の溶接点から構成される。溶接点は Shop(工場)、Field(現場)に区分される。
  3. ピースを結合させて各配管ラインが構成される。
  4. 1枚又は複数の AFC ISO 図で各ラインは表示される。
  5. 1本又は複数のラインで耐圧テストの単位であるテスト・ブロックが構成される。即ち、各要素の作業遂行工程は下記の関係となっている。

溶接点 → ピース → AFC ISO図 → ライン → テスト・ブロック/プレコミ・システム
AFC ISO図 → エリア → ユニット → 全体進捗管理(工事業者毎の管理も含む)


総ての作業の基本である溶接点を重視し、個別の業務遂行及び各業務間の関係を各々の溶接点データを基準にシステム化することによって、統合的な配管工事管理・進捗管理が可能となる。


配管工事の進捗測定について

溶接量 Dia-Inch (以下 D-IN と記す) の歴史は1969年の Esso Singapore に始まる。当時、Esso の検査員である Mr. Anderson が溶接の出来高を D-IN というパラメータで報告するよう、エンジ二アリング会社の C社に求めた。70年代に入り、その便利なパラメータのお陰で、D-IN の概念は日本、サウジアラビア、東南アジアの各国で急速に広まっていった。それまでは、重量トン、及びインチ・メータというパラメータを使っていたが、もっぱら、工事の契約や清算で使用しており、配管工事の進捗を測定するにはほとんど役に立たなかった。

しかし、この D-IN も万能ではなく、フランジ接合の取付進捗が測れない弱点を持っている。IPCS システムでは、この弱点を補うため溶接点以外の接合点に仮想溶接点の付番をすることによって、溶接点という同一の概念で一元的に取付進捗を把握できるように工夫した。