Archive for the ‘お薬ジプシー記’ Category
3月
14
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お薬ジプシー記,
雑記(PMS・月経困難症関連等) 春になって、暖かいと思える日がある…と思えば、急に暑くなったり、そして急に寒くなったり。
昔から冬~春になるに辺り「三寒四温」と言う言葉がありますが、近年そんな悠長な環境じゃ無くなってきています。
地球環境的にも心配ですが、PMS・PMDDを抱えている皆さんも心配ですよね。
特に気候の変わる時、やたらと体調が崩れやすい…そんな方も多いと思います。
気圧の変化で、自律神経が不安定になりやすいとも聞きますし、私自身もそうです。
「田辺薬局」と言う薬局屋さん(漢方薬を取り扱われてるようですね)のBlogで見付けた情報です。
・春は月経前症候群(PMS)が悪化しやすい季節
・女性の自律神経失調
以前に、私が服用している漢方薬について紹介しましたが、実は今はちょっと違うものを服用しています。
基本的な内容は『当帰芍薬散』に近いのですが、そこに生姜の成分などを加えた『当帰四逆加呉茱萸生姜湯』を処方して貰っています。
身体を温める成分を更に加えてあり、去年の今頃頂いて合っていたので、今年も出して貰いました。
その時期に合う薬があると思うので、病院でも薬局でも、少し気になる不調がある時は尋ねてみるのが、体調を良くする、一番の近道だと思います。
8月
16
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お薬ジプシー記 前任者のしるふぃんさんが体験されてきた『お薬ジプシー記 1・2』
「いろいろ試されてるけど、相性の問題とかで大変そう、自分に合う薬ってあるのかしら?」
そんな風に思う方、いらっしゃいませんか?
今回は、私、まなかこの経験談です。
20代前半からPMSは酷かったのですが、数年前、一時期仕事の忙しさで、生理前どころか1ヶ月の大半がつらいなんて時もありました。
そうなると、もう頭痛薬は欠かせません。市販薬でも効くならそれでもいいと婦人科の先生から聞いた事があったので、服用し過ぎない程度に利用してました。
更に、すぐ吸収してくれるという、錠剤ではなく散剤(粉状)です。運良く、市販薬が効いてくれて助かった記憶があります。
その後、体を休める期間があったので、つらさも和らいでいきましたが、どうしても時折起こる酷さが治りませんでした。
そこで改めて婦人科へ行き、先生と相談した際に薦められたのが低用量ピル(「マーベロン」)でした。
数ヶ月服用していましたが、私は最初から問題なく効いてくれて、おかげで幾分楽に生活できるようになりました。
他の人の「低用量ピルが合わない」話しを聞くと、「えーっ!?」って感じです(汗
しかし、それから引越しがありまして、その婦人科へは通えなくなりました。
まだつらい体調を整える為、服用を始めたのが漢方薬でした。かなり前、一時、漢方を扱っている内科の先生に相談した際に服用した事があったので、それじゃ今回は漢方にしてみようかと。
近くで漢方も扱っている婦人科があったので受診をし、それから「当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)」を服用しています。
・ お薬110番 | 当帰芍薬散
ただ漢方薬は、ちゃんと効き始めるのと体に馴染むまで時間が掛かり、内科の先生から聞いた時は最低1年は続けた方がいいとの事でした。
今もう1年以上服用していますが、大分良くなったと思います(環境もあるでしょうが…)
あと、いつもと違う症状を相談をすると、それに見合ってる(とされている)漢方も出してくれる事もあります。
今年の冬は寒かったので、先生に冷えを伝えたら「当帰芍薬散」のような効果がある+生姜が含まれているものを出してくれたり、以前酷くてしょうがない時は、更年期障害で悩んでいる人用の強い?漢方薬を出して貰っちゃいました(汗
先生と相談して漢方薬を試してみると言うのも、長い目で見ないといけませんが、PMS・PMDDの軽減に役立つのではないでしょうか。
*余談です*
・漢方薬は市販でも購入出来る物もありますが、幾つも服用すると、効能がダブったり相容れなかったりして、更に悪くなる可能性もあります。
また、自己診断とは違う症状だった、なんて事もあります。病院で診察を受け、処方される漢方薬を試してください!
・漢方薬は、実は様々な会社が販売しています。有名ですとツムラさんですね。私はオースギさんのを利用しています。
病院によって扱っている云々もありますが、以外に価格も違いますので、その辺りもチェックされるといいですよ。
12月
28
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PMS・月経困難症関連,
お薬ジプシー記 さて、治療を思い立ったのが2年前。
以下の処方と結果はあくまで私の場合、です。
・当帰芍薬散+芍薬甘草湯⇒改善は見られず。
・マーベロン⇒マイナートラブルに二ヶ月ほど悩まされましたが、生理痛は軽減しました。が、10ヶ月ほど続けてみてPMSが酷くなったので中断。
・トリキュラー⇒マイナートラブルの酷さが原因で一ヶ月で断念。
・加味逍遥散⇒改善は見られず。
・桃核承気湯⇒現在継続中。
ちなみに、個人的見解としてはピルはお勧めしません。体のリズムを抜本的に変えるといろいろしんどいです。はい。
12月
28
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PMS・月経困難症関連,
お薬ジプシー記 私は初経当初から生理痛がひどく、鎮痛剤が手放せませんでした。
通学中の電車の中でうずくまるほどの痛みと戦って、学校に着いたらそのまま保健室、というのがお決まりのパターンでした。
バファリンで事足らなくなりはじめたのは高校生のころでしょうか。
親に頼み込んで一度婦人科に連れて行ってもらいましたが、当時のお医者さま曰く「治療法はない」とのことで、鎮痛剤(ポンタール:いわゆるメフェナム酸という成分のお薬です)を処方されただけでした。
大学に入ると鎮痛剤を飲んでも動けないくらいの痛みが出るようになったり、突拍子もない周期のずれがあったり。
半年生理がこなかったときはさすがに慌てて母親に相談しましたが、「妊娠してないんなら大丈夫でしょ」と言われてショックだった覚えがあります。
同じく生理痛の酷い友人のつてで医療用のバファリンを貰ったり、アセチルサリチル酸(アスピリン:バファリンの主成分ですね)でだめなら、と鎮痛成分の違う鎮痛剤を試してみたりと色々してみましたが、根本的な解決には至らず。
PMSという語の認知と症状の自覚は大学生のころでした。
その前から「コンビニでかご一杯のお菓子を買おうとしたら生理前」「生理前は何か調子でない」「生理前になると彼氏とケンカする」という自覚はあったのですが、それが病気だという認識はありませんでした。
年齢を重ねるごとに酷くなっていく生理痛とPMS。
でも、親は「不摂生が原因」(特に不摂生をしていた覚えはありません)ととりあってくれず、自分の保険証がないため1人で病院にも行けず。
そんな訳で、本格的に治療を始めたのは社会人になって自分の保険証が出来てからでした。