フラッシュメモリーとハードディスク駆動装置(HDD)の両方を搭載した記録媒体。
ハイブリッドHDDを搭載したパソコンは起動時間を大幅に短縮できる。読み込みが高速なフラッシュにOSの起動に必要な中核プログラムを収めて、起動や終了にかかる時間を短くする。特にパソコンの一時休止状態(スタンバイ)からは数秒で起動すると言う。
プログラムの読み出しをフラッシュだけで済ませば、HDDを回転させる必要がないため消費電力が少なくなる。
同じ技術に「ロブソン」がある。フラッシュに中核プログラムを収めてパソコンの動作を高速化するのは同じだが、MPU(超小型演算処理装置)にフラッシュを搭載する点が異なる。