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ユーザー主権型マーケティングシステム

20世紀の消費者は、基本的に「大衆」としてとらえられてきた。だが21世紀の消費者は、「個人」としてとらえる必要がある。したがって20世紀に主流であったマスセールスおよびマスプロモーションの仕組みは、既に有効性を失っている。 また現在は、市場における主導権が企業から消費者に移転し、「消費者主権」と言える状況が確立しつつある。20世紀型マーケティングは、消費者を受け身の存在として位置づけていた。商品・サービスの企画・生産・供給の主導権を企業が持っていた。だが、このようなプロダクトアウト型マーケティングは、今後は通用しなくなるであろう。 今後浮上して来ると考えられるのは、マーケティングの主導権をユーザーに委ねる「ユーザー主権型マーケティング」だ。ユーザー主権型マーケティングにおいては、「消費者に企画してもらう」「消費者に選んでもらう」「消費者に作ってもらう」といったコンセプトで、ビジネスモデルを設計することになる。これにより、「いかに買わせるか」という20世紀型マーケティングのベクトルは、180度転換することになる。 これに加えてユーザー主権型マーケティングは、21世紀のマーケットリーダーであるポストモダン消費者のニーズに即したものでなければならない。具体的には、顧客に提供する価値に明確な特徴があること(差別性)。顧客が、商品・サービスを自分仕様にできること(カスタマイズ性)。商品・サービスの企画や生産に顧客が参加できること(参画性)。この3要素を確保することが重要になる。

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