The Union of Concerned Scientistsの略で、「憂慮する科学者同盟」の意味。ノーベル賞受賞者20名を含む科学者約60名で構成され、米国ブッシュ政権が連邦政府の政策決定で科学的事実を歪曲している現状を批判する活動を展開している。米国環境保護庁内で気候変動研究が歪曲・抑圧されている実態などを紹介した報告書「政策決定における科学的公正」(Scientific Integrity in Policymaking)を2004年2月に、その続編を7月に公表。党派を越えた4000名以上の科学者の賛同を得ている。