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自律神経のバランスを『自律訓練法』で改善!?
Posted under おすすめ, 疲労回復, 雑記「最近、疲れやすい…」「気分がすぐれない…」
身体の変化にはケアしているつもりでも、なかなか良くならない時、ありますよね。
薬に頼るわけにもいかないし、でも休む時間も取れない…。
PMS・PMDDの時期でなくても、なんとなく不調ってつらいですよね。
今日は『自律訓練法』のお話し。聞いた事ありますか?
『自律訓練法』を発案したのは、1932年ドイツの精神科医シュルツ医師。
別名:自己催眠療法とも言われ、自身でコントロールして全身をリラックスさせる治療技法です。
自分で自身を安心・リラックスさせて、体調を整える訓練法なのです。
この訓練法には手順があり、その順番通りに行う事が重要です。
また、自己催眠でコントロールしますから、無理に行わない事も重要です。
- 場所:気が散らないよう、静かで快適な温度の場所
- 姿勢:仰向けか椅子に座る。目は閉じる
- 回数:1回あたりは最大でも5分程度。1日に2~4回程度が適量
- 注意:心臓、呼吸器、消化器、脳に疾患のある場合は、行わないように
本当は、詳しい本などを読まれた方が理解しやすいと思うのですが、最も一般的な手順です。
- 背景公式
気持ちがとても落ち着いている。
- 第1公式
手足が重い。
- 第2公式
手足が暖かい。
- 第3公式
心臓が静かに打っている。
- 第4公式
呼吸が楽になっている。
- 第5公式
お腹が暖かい。
- 第6公式
額が涼しい。
「公式」とありますが、順番の名前だと思ってください(取り敢えず)
この順番で、背景公式から順に心の中で唱えながら、その通りの状態を体感出来るように身体を調整していきます。
最初は「第2公式」まででも大丈夫。慌てずゆっくりと進めましょう。
そして、公式途中でも「これで終わり!」と決めた時は消去動作を行います。
横になってて、寝ちゃった場合はそのままで大丈夫です。
手足の屈伸を数回行い、背伸びと深呼吸を行なってから目を開けます。ほぐして自己催眠状態から覚めましょう。
これを忘れちゃうと、逆に不快感や脱力感などが起こることがあります。
この『自律訓練法』には、副作用があるとも言われることがあります。
副作用というよりも、正しく行わなかったりして、かえって自律神経を乱してしまうんです。
慣れてくれば、ちょっとの時間でもリラックスできるようになりますよ。